http://www.nntt.jac.go.jp/release/updata/30000138.html
アステラス、いろいろなダンサーがいろいろな演目を踊ってとても面白かった。
知らなかったいいダンサーに出会えるのはいつでも喜び。
日米の研修生たちも粒ぞろいでこれからが楽しみ。
新国立研修所のPDDで二番目に出てきた女の子がラインもきれいで、とても素敵な雰囲気で印象的。
SFBalletのTrainee Programのみんなは本当によく身体が動くし、ラインも美しい。あんなに踊れる人がいっぱいいるのかと思うと恐ろしいと思う反面、これからが楽しみ。21世紀のバレエダンサーってこんな感じなんだろうなと思った。ただ、振付の、ベジャールの「春の祭典」みたいな腕(上半身)のモチーフが好きじゃなくて、「やめてー涙」って何度思ったことか…苦笑 モチーフだからこれでもかっていうほど出てきた笑。わりと無機質な作品だったから(とわたしは感じた)、もっと内面や個性が出るものも見てみたいなと思った。でもこれをtraineeという立場でできちゃうのすごい!さすがですね。教育体制興味ある。
「The Age of Innocence」Edwaard LiangってNYCBのchoreo instituteのビデオに出てる人だ!経歴をみてなるほどと思う動きのボキャブラリー。もっと作品観てみたい!Diablo Balletの菅野(すがの)さんは、手脚が長くて、現実感がある身体でいいなと思った。日本じゃこういう演目はなかなか見られないし、こういうバレエダンサーもいないので新鮮。
「チャイコフスキー パ・ド・ドゥ」もよかった。厚地さんが今まで観た中で一番よかったし、今日のキャストの中でもよかった!チャイコのバリエーションの爽やかな雰囲気とコーダのマネージュのspace eater加減がよく映える。こんなダンサーなんだって初めて思った笑 佐久間さんは、なんともぴたぴたとまる。わたしはこういうダンサーにチャイコのバリエーションを踊ってほしかったんだ!音の速さと身体の柔らかさでびよびよになるのは本当にああ…といつも思うから。ふたりともバリエーションとても素敵だった。アダージオはわたしが想像していた雰囲気・dynamicsとは違ったから(というか多分NYCBっぽさを求める日本の人ってあんまりいないんだろうな)、ちょっとすかされた感があったけど、それはあくまでわたしの意見。
牧の中家さんもなかなか素敵。伊藤さんも本当に少女みたいに可憐でかわいいジュリエットだっただけどtoothpickみたいな細さはびっくりするし、意味なく心配してしまう。この2人を見て牧のロミジュリも観れば良かったなと思った。どんなダンサーがいるんだろうと思った。
「アダージェット」もこれも海外バレエ団のツアーとかでないと日本じゃ観られないような作品。こういう作品を踊ることのできる日本人ダンサーがいるというのは、いいなと思うし、知ることができてよかったと思う。菅野さんのしなやかな身体と相手のクレンシュテッターのパートナーシップが素敵だった。これも作品自体は現実的じゃないけど、身体がリアル。美しい音楽と作品。
「海賊」小野さんまた最近磨きがかかった気がする。出てきただけで、涙が出そうになるわたし笑。彼女の輝きというかオーラは、いつでも美しくて奇跡みたいに思えるんだよね。だから泣きそうになるのだけど。 舞台にいる全ての瞬間がパーフェクトで、例えわたしの好きでない作品だったとしても「なんて素敵なんだろう!」と思わせてくれる。日本だけにおいておくのはもったいない!観たいからいて欲しいけど!笑 八幡さんは忠実(humbleが一番先に浮かんだ言葉)なアリで、いつもの彼のplayfulnessや派手さはなかったけれど、それはそれでいいなーと思う。海賊は結構テクニック目白押しみたいな感じになりがちなナンバーではあるとは思うけれど、この2人の雰囲気はわたしが持ってた海賊のイメージとはまた違うものを創りだしてくれた。でもちゃんと盛り上がる!!わたしが贔屓にしているダンサーというのもあるかもしれないけど、この2人が踊っているのを観ると心拍数が上がる笑
田北さんは初めて観たけれど、腕がなんて美しいの!!「瀕死の白鳥」とても美しかった。やはり、さすがロシア仕込みという感じだけれど、日本人であれができる人がいるのかとimpressed。バレエの型の美しさ。でも彼女の表現、選択がよくて、本当に白鳥に観える瞬間が何度もあった。背も高くてなんだかロパートキナみたい。
最後のドンキを踊った高橋さんはわたし好みの踊り方をする人で、ものすごい安定感。ドンキはやっぱり楽しいね!バジルもドキドキ:) キトリも朗らかな感じがする。ラストのフェッテも扇使いもあって華やか。
でも、先に小野+八幡ペアを観てしまうと、贔屓のダンサーだから笑、この2人がドンキをやったらどんな感じになるのだろうと妄想し始めてしまって、ダメだな、と思った。想像しただけでこれまた涙が出そうになるのだけれど。
ちょっと、う・・・と思ってしまうものもあったからそれは割愛
とにかく世界で活躍するダンサーをみられるプログラムは面白かったし、バレエ学校の海外交流もなかなか観れないものだし、よかった。なんていうか、やっぱりネームバリューとかテクニックとかじゃなくて、ちゃんと自分の眼で見て、肌や心で感じるものを大事にしたいなと思った。
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